さて、新年一発目はちょっと真面目に百合を語りたい(=゚ω゚)ノ

新年明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします( ̄^ ̄)ゞ

さて、今年は新年早々飛ばして行きたいので2012年百合総括含め、2013年百合語りをしようかと思います。
今年より一層自分の百合への想いを深めるためにも、百合のより一層の発展のためにも、自分のスタンスをはっきりさせておこうと思うのです。

さて、昨年百合業界においては二つの大きな出来事がありました。
まず一つ目は、何と言ってもゆるゆりの二期アニメ化。
そしてもう一つは、ついこないだの出来事、百合専門誌のつぼみの休刊です。
この二つの出来事、片方はプラスで片方はマイナスで何のつながりもないかと思うと、私に言わせればそうではありません。
つぼみの休刊はゆるゆりのアニメ化と決して無関係では無いのです。

まずはゆるゆりアニメ、言わずとしれていますように私はゆるゆり好きです。
特に京子ちゃんと綾乃ちゃんには心の底から幸せになってもらいたいと思っています。
私が京子と結衣をカップルと考えるのが嫌いなのは、その事が主な原因ではあります。
ここら辺は前からちょこちょこ書いているのですが、一期のアニメ化あたりから何故か突然本編の展開を無視した京子と結衣押しが始まりました。
ゆるゆりの本筋であるマンガ版を読んでいる方、その方々には周知の事実でしょうが、本編において京子と結衣の間に恋情的なものはほぼ一切描かれていません。
多分、京結衣を押している方々にこそわかって頂けると思うのですが、二人の間には友情や愛情を越えた夫婦にも近い強い親愛の関係があることは本編でも描かれています。
ここに私はなもり先生が描く京結衣の関係は集約されていると思っています。
原作から作者の意図を読み解く限りにおいて、京結衣は恋愛関係たり得ない、なもり先生はそのような関係性を二人にもたせる気はないと私は正直確信しています。
実をいうと私は正直昔から百合作品のカップリングに対して冷淡です。
作者が作中で全く意図していないと感じた関係性については一切興味を惹かれません。
マリみてで言うのが解りやすいのですが、初登場時点から祐巳の妹は瞳子ちゃん以外あり得ないのです。
理由は簡単、先ほど述べたように他ならぬ作者である今野先生がそれ以外の流れをハナから意図していないからです。
他のキャラが妹になる可能性を匂わせることがあったじゃないかという方もいるかもしれませんが、その時点でもう私はその方は作者の意図を全く読み取れていないと判断します。
創作する方なら分かると思うのですが、時に作者の思いと裏腹にキャラが暴走することもあります。
神の見えざる手ともいうべき、自分が望む正当な物語の流れへの無意識の回帰が作者の意図には必ず働くときがあります。
作者が本当に望まない展開というものは、じつのところ当然のごとく描かれないものなのです。
妄想は自分の創作の糧にはなっても、妄想のみで自分の望むように他人の創作活動を捻じ曲げる力にはなり得ないし、してはいけないと私は思っています。
ただ、ここは難しいところで、二時創作で自分の妄想のままに好きな作品を使わせてもらうのは作者の方が赦す限りにおいては私もありだと思っています。
多分そこから先の、原作をも作者の意図を無視しての妄想で捻じ曲げようとする行為が私は問題だと思っているのだと思います。
つまるところ、そこのところが引っかかって一期は楽しめたゆるゆりのアニメですが、二期は全く楽しめませんでした。
絶対数がどれだけいるのかも不明な表面上の流行りだけで、異常に無理矢理京結衣をゴリ押ししていましたし、綾乃ちゃんが京子ちゃんにもらったアイスを即行で櫻子に食わせたり、コムケ話で綾野ちゃんを京子結衣千歳三人がかりで蔑ろにさせたり、原作読んでいればわかるように、どっちも彼女たちの原作上で描かれている性格からしたら異常な行動です。
蔑ろにされて傷ついているはずの綾乃ちゃんにあんな風に追い討ちかけるクズ人間のどこが親友なんでしょうね?
創作やる人間からすればあまりにも支離滅裂でクソみたいな話作りです。
二時創作以下ですね、原作のアニメ化でやっているのだから致命的にたちが悪いです。
幸いなことに、結構な数の方がそう思ってくださったようで、放送前に方々で期待されていたような大成功は収めることなく二期は空気のように終わって行きました。
見る側の良心はまだまだ保たれていたということですな。
コムケ回は放送当日になもり先生自ら綾乃ちゃん救済とも言うべき絵を描かれていたので、なもり先生の想いは推して知るべしと言ったところでしょうか。
まあ、アニメ化してもらった身としては大きく不満をいうことも出来ないでしょうから。

さて、ここからつぼみにつながって行くのですが、私はゆるゆりアニメ化は百合業界にとって大きなプラスになると考えていました。
実際一昨年の一期の時には、アニメ紙やアニメファンの間でも大きく取り上げられ、少なからず話題の作品になったと思っています。
勢いそのままに百合男子アニメ化や、他の百合姫作品の大ブレイクに繋がっていくか?!と私も本気で期待していました。
ですが、二期が終わったあと、現実はどうでしょう?
百合男子を取り上げるまとめサイトもメディアも極端に減り、他の作品なんてみなさんほとんどの作品の名前も知らないでしょう。
追い打ちをかけるように、百合姫の明らかなセカンドポジションに入っていたはずのつぼみの休刊。
百合業界にとってゆるゆりアニメ二期は事実上なんの恩恵ももたらすことなく、むしろマイナスに働いた部分すらあったのではないかと思わざるを得ません。
百合を本気で愛するからこそ、ゆるゆりを一つの作品として好きであるからこそ、昨年が百合大ブレイクの年にならなかったことが残念でなりません。

ここから先は更に自分の好みの話に入って行くのですが、正直にいうと個人的につぼみのスタンスは好きではありませんでした。
載っている大半の作品が、正直ただの変態エロマンガ。
なんなんでしょう。
こう、百合に関しては身体目当の恋愛が赦されるみたいなこの風潮。
正直キモチワルイ。
告白した次のシーンで早くも、女の子同士でするにはどうすればとかそんな話ばかり。
登場人物の心情描写や恋愛感情のステップアップは完全無視でいきなり肉欲。
はっきり言って出会って一週間で合体してしまうエロゲレベルです。
ここら辺は森永みるく先生や玄鉄絢先生は非常に上手く、つぼみにおいてもお二人の作品は充分読み応えがあったのですが…。
百合はその始まりがエスであり花物語です。
当時の貞操観念を無理矢理現代に再現しろとまでは言いません。
しかし現代においたって、いきなり同性相手に肉欲丸出しにしたら普通嫌悪感があるでしょう。
BLにおいてだって、丁寧に恋愛感情を育むタイプのカップルの方が遥かに好まれているはずです。
現実でもそうであるように、その二人の乗り越えてきた障害や育んで来た親愛関係を知ってこそ私達は性別を超えて二人を拍手で送り出せるようになるのではないでしょうか。
これはもう男女の関係であっても同じではないかと思います。
これはもう少女マンガで学んでもらうしかないかなと思います。
君に届けで二人がいきなり付き合いだしていきなりキスしたりはしないわけです。
いろいろなドラマを経て、互いへの親愛の情を育んだ上に、結ばれた今の2人の姿があるわけです。

今年はもしかしたら百合業界にとって冬の時代になるかもしれません。
もしかしたら百合専門誌はすでに役目を終えたのかもしれません。
アニメやまんがを良くみる皆様なら良くわかっていますとおり、百合は徐々に普通の作品の中に溶け込みつつあります。
その際たるものがはやてだと私は思っています。
はやてはすでに少年マンガとして確立し、ジャンプマンガの王道で百合を溶け込ませるという離れ技を林家志弦先生はただ一人やってのけておられます。
月刊誌で100話を越え連載10周年を伺う勢いです。
現実にガチ百合よりも、マリみて、はやて、ゆるゆり、と言ったソフトな百合の方が受けているし売れている。
これを受け入れた上で、私も含めた百合の創作者達が本気で百合を描いていかなければ百合はこのまま廃れて行きます。
残念なことに現実問題として百合専門誌からガチ百合が大人気になったことがないのですから。
実際問題いま私が一番気になる女の子二人と言ったらちはやふるのちはやちゃんとしのぶちゃんです。
百合専門誌の作品が入る余地はいまのところそこにはありません
まあ、私個人としてはこのまま溶け込んだ百合が生き残っていくならそれはそれで構わないのですが、百合の裾野自体はもっと広がって行ってほしいのです。
日本にはエスの文化があり、宝塚があるのです。
ベルばらがありセラムンがありウテナがあるのです。
世界の百合を牽引すべきは日本の百合です。
ちはやふるの新くんの言葉を借りるなら日本で百合を制することは世界を制するのと同じです。
いまそこに一番近い位置まできているのははやてであり、林家先生であると私は思っています。
私はエスをあえて分けて考えているので書き添えさせていただくなら、エスの頂点は現状はマリみてです。
これはエスの文化を文学として学ぶ上で現状終着点として使われる作品と言えます。
マリみてを今野先生から学び、はやてと林家先生を目指し、それらに取り込まれることなく、流されることなく、しかし確実に影響を受けながら、私達百合作家は今年を勝負の年として切磋琢磨していかなければいけないと思うのです。
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